WE講座「WEショップつづきのフードドライブ品はどこへ行く?」報告

WE講座「WEショップつづきのフードドライブ品はどこへ行く?」が5月21日、かけはし都筑で開催されました。
18人の参加があり、フードドライブへの関心の高さを感じました。
講師の西島遊さんは、都筑区大丸で、おおまる食堂(地域の誰でも参加できる100円のみんなの食堂)を開催。地域の団体と協力してフードシェア*つづきの活動も行っています。
WEショップつづきで、毎月1日から10日に行っている「フードドライブ」。集まった食品や生理用品は、大丸のフードシェア*つづきに寄贈し、毎月第2土曜日に登録した人に、配られています。
講座では、現状や、分け合いの様子、課題となっていることなどをお話してもらいました。

横浜市の子どもの貧困率(相対的貧困率)は、6.9%、一人親世帯の子どもでは、35.3%に上る現状、コロナ渦の影響を受けて増加しているというお話があり、昨年始まったフードシェア*つづきの取り組みですが、当初2人だった登録者が、現在は、25人にまで増加しているという報告でした。

登録者の募集について、年収や、家族構成などの制限は一切せず、誰でも登録できるようにしていて、分け合いは、人数が少なかったこともあり、来た順に、好きなものを選んでもらうやり方をしているそうです。
喜ばれる物は、米、パスタ、野菜、缶詰、レトルト食品、ドリップコーヒー、お菓子
       生理用品、マスク、歯ブラシ、タオル(未使用品)、洗剤、文房具

1年間の活動の成果として、地域のお豆腐屋さん、茨城の農家、企業(ストックベース)とのつながりができて、分けるものが多彩になったということをあげていました。
課題としては、登録者増に対して、寄付品が減っていること。今、特にお米の需要が多いとのことです。

会場からは、余った寄贈品の処理についてや、知り合いから野菜などが届いたら、使ってもらえるのか?などの質問が出されました。お話がわかりやすく、フードドライブ品の寄贈先での分け合いのことがよくわかったと好評でした。 


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